戸籍に載っている人の住所の変遷が記載されたもの。
例えば上の図のような家族で、
新潟市に本籍がある父の筆頭者の戸籍に家族4人が入っているとします。
長男が
新潟市⇒横浜市
と住所を移していると、
長男の戸籍は新潟市で取れますが、
住民票は横浜市で取ることになります。
しかし、新潟市で取れる戸籍の附票には、
長男の住所が新潟市のときの住所と横浜市の住所と移動日が記載されています。
同様に、長女が
新潟市⇒仙台市⇒神戸市
と住所を移していると、
戸籍は新潟市で取ることになり、
住民票は神戸市で取ることになりますが、
新潟市で取れる戸籍の附票には、
長女の住所が新潟市⇒仙台市⇒神戸市と全ての住所と、
移った日が記載されています。
このように戸籍の附票には、
戸籍に載っている人の住所の変遷が記載されています。
相続の手続きでは、
戸籍の附票は住民票の代わりとして使うことができます。